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近年注目されている当分野、初の教科書を第一人者が執筆。 <本書のポイント> ◆流体力学はさまざまな技術に応用され、すでに工学として完成の様相を呈しているが、低温物質の流体力学は昨今、大きな注目を集めている。 ◆その関心を集める本分野にはまだきちんとした書籍が刊行されていない。本企画は、そうした背景をもとに立案された全く新しい書籍である。 ◆物性物理、流体力学、量子力学、統計力学、非線形・非平衡物理学と多岐に渡る関連諸分野の研究者、大学院生にとって有用となる量子流体力学の初の教科書 ◆本内容は超伝導の理解にも役立つ。冷却効率などの観点から企業にも関心のある話題である。 <目次紹介> ◆第1章 量子流体力学への誘い ◆第2章 量子流体力学の基礎 ◆第3章 超流動ヘリウムの量子渦 ◆第4章 原子気体Bose-Einstein凝縮体の量子渦 ◆第5章 量子流体力学的不安定性 ◆第6章 量子乱流 ◆第7章 量子流体系と他の物理系とのつながり ◆付録A 群論の基礎 ◆付録B ホモトピーと位相欠陥