出版社情報
【大特集】
●予備知識がなくても俳句は読める
俳句を読む愉しみ
◇総論 俳句の「読み」とは何か
読みの深さひろさが俳句を決める 石 寒太
◇実践 予備知識なしで、俳句を味わう
・俳句を感じる 奥坂まや
・自由に詠み、そして読む 山口昭男
・十七音から広がる世界 山田佳乃
・必要な知 岩田 奎
◇知るともっと楽しい、俳句ならではの特徴
・五七五 無数の〈謡〉の中で 佐々木六戈
・季語 季語そこにある日本人の美意識 上野貴子
・一物仕立てと取り合わせ 句のかたちにもいろいろ 辻村麻乃
・切れ 余分なものは付け加えてはならぬ 和田 桃
・表現の方法 詩的真実 中村正幸
・俳句の内容 多彩なジャンルの句を知る 守屋明俊
◇論考 「読み」のリテラシー
誰でも読める俳句をどう読むか 堀田季何
◇読書案内 好きな俳句、俳人の見つけ方
未知の俳句・俳人を求めて 堀本裕樹
【特集】
◆変革期の俳人は何をしたのか
・近世 芭蕉、その先見性―「おくのほそ道」私見 宮坂静生
・近代 子規・虚子の創見 井上康明
・戦前 新興俳句運動のこと 仁平 勝
・戦後 埃は払われた――戦後俳句の遺産 高柳克弘
・平成 多様性と分極化 駒木根淳子
◆令和3年度
俳人協会各賞決定!
・第61回 俳人協会賞
『夜の水平線』自選20句抄
受賞第一作「蝶生れ」 津川絵理子
・第36回 俳人協会評論賞
◇『満洲俳句 須臾の光芒』 西田もとつぐ
◇『正岡子規研究―中川四明を軸として―』 根本文子
【特別作品50句】
◆大石悦子
【特別作品21句】
◆今瀬剛一/石田郷子
【作品16句】
◆奥名春江/大屋達治/鴇田智哉
【作品8句】
◆中澤康人/的場秀恭/福井隆子/
小路智壽子/尾池和夫/いさ櫻子
【作品12句】
◆小圷健水/すずき巴里/阿部誠文/後藤 章/
須藤常央/谷口智行/鈴木牛後/田中亜美
【角川俳句賞作家の四季 春】
◆岡田由季 玉ねぎ小屋
…ほか