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奥羽関ケ原 政宗の謀、兼続の知、義光の勇

奥羽関ケ原 政宗の謀、兼続の知、義光の勇

商品コード:X1009784022515278

  • 著者松永弘高/著
  • 出版社名朝日新聞出版
  • ページ数269P 19cm
  • ISBN978-4-02-251527-8

販売価格1,650円(税込)

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東軍(家康)か、西軍(三成)か? 御家存亡の危機に三者が下した決断の真実に迫る! 最新史料をもとに“北の関ケ原”を活写した新機軸の長編歴史小説。 慶長五年(一六〇〇)夏――。徳川家康と石田三成の対立は決定的となり、一触即発の様相を呈していた。 反徳川の急先鋒である上杉景勝を討つべく家康は会津に向かう。利にさとい伊達政宗は伊達家の将来を家康に賭け、秀吉に愛娘・駒姫を処刑された最上義光も東軍へ組する。上杉家の重臣・直江兼続は、豊臣秀吉の恩顧に報いるべく、三成に呼応して西軍の旗を掲げる、やがて、“東北の関ケ原”とも呼ぶべき大合戦の時が近づいていた……。 伊達政宗、直江兼続、最上義光という奥羽を代表する三人の武将の視点で、関ケ原合戦とほぼ同時におきていた奥羽の争乱(白石城攻め、長谷堂城合戦、梁川城・福島城攻防戦)をダイナミックに描く。 「こたびの戦、徳川殿に天下をとらせるためだけの戦にするのは、なんとも口おし。政宗にも期するところあり」 兼続は伊達政宗という男がきらいである。強者にはあく強くこびを売る。まず秀吉、秀吉が病床にふすと家康と、その歓心を買うためには手だてをえらばない。そのくせ、腹にはいちもつ秘めている。 秀吉在世のころから、義光ら奥羽諸大名の頼みの綱は家康であった。 「その家康公ならびご家来衆に刃をむけてまで、今生においてのぞむものなどなにもない」