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司馬遼太郎がこだわり続けた「宗教」とは――。 若き新聞記者時代、京都で宗教記者会に所属しており、亡くなるまで、宗教をテーマにした著作、講演が多かった司馬遼太郎。彼の追い続けた「宗教」についてまとめた新シリーズ。 浄土真宗の親鸞、蓮如、浄土宗の法然、道元禅、空海と遍路、雑賀孫市、ザビエル、天草の乱、隠れキリシタン、遠藤周作……小説や「街道をゆく」に即して、司馬さんの考え方を伝える連載23回分を軸に、宗教についての講演録2本も収録。映画化によって再注目されている名作「関が原」をテーマにした「菜の花忌シンポジウム」も収録します。