出版社コメント情報
【ポイント紹介】今から半世紀以上も前の1962年、『沈黙の春』を執筆し、それまで当たり前のように使われてきた合成化学薬品の危険性と、地球・生命の危機を世界で初めて訴えたレイチェル・カーソン。近年SDGsの観点から再注目を浴びているレイチェル・カーソンの生き方や考え方を通じて、地球上にいるすべての生き物は繋がっているのだということを感じ、「自分ごと」としてこれからの地球環境について考えることができる1冊です。【あらすじ】自然観察が大好きで文章を書くのが得意だったレイチェルは、作家を目指し大学に進むが、大学2年生のときに出会った生物学の魅力に惹かれ、周りの反対を押し切って科学者の道へ。一時は完全に諦めた作家の道であったが、努力の末、ついに生物学者として、またベストセラー作家として成功を収める。しかしそんな人生の絶頂期に、1通の手紙が届く。それは普段当たり前のように使われている、合成化学薬品の被害を訴えたものだった……。レイチェルは、大きな批判をを覚悟のうえで『沈黙の春』を執筆。大論争を巻き起こす環境問題を世界に向けて告発する--!