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もし、あなたの会社の上司や、学校の先生が「時代の流れに棹を差してでも、立ち向かっていかなければならない」と誤った日本語を使っていたら……。日本語学者として活躍し、各国で日本語を教え、たくさんの日本語教師も育ててきた金田一先生が「心地よくコミュニケーションができればいいじゃん!」という独自のスタンスで言葉の疑問に答えてくれる本です。「こちらコーヒーになります」などの現代らしい言葉遣いや「方言」「省略語」「KY語」のにも触れています。第三章は、パソコン誌『アスキー・ドットPC』で連載され、読者からの人気も高かった「金田一秀穂の誤変換で鍛える漢字力」を加筆・修正して全回収録しました。パソコン、ケータイでは、文字を変換するときに漢字の候補がずらりと並びます。しかし、どの漢字を選べばいいか悩んでしまうときはないでしょうか。この章では、金田一先生のエッセイ調の解説を読みながら、クイズ形式で選びにくい同音異義漢字が学べるようになっています。