おすすめコメント
人間は人生で三回、アイデンティティーを確立しなければならない、ということを知っていますか?思春期にはアイデンティティーに悩むものです。そこで一度うまくアイデンティティーを確立できれば安心、と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし実は、心理学の研究によると、中年期と老年期にも、人はアイデンティティーを確立し直す必要があるのです。中年になってもジーパンをはいている人は、二回目のアイデンティティーが確立されていない可能性があります。中年期、老年期でアイデンティティーの更新をしないと、そのうち「自分の年齢になじめない」ことになり、歳をとることを苦痛に感じ、生きづらくなっていきます。本書ではこのような行動や考え方に現れる心理傾向を解説し、不幸を避ける方法を提案していきます。