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京都の路地裏は、ちょっと不思議であったかい。第1巻重版出来! 大注目のふしぎミステリ続編。祇園の往来を見守るように、路地裏にひっそりとたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主とその孫娘・光、弟子兼使用人の天草がいるこの店には、毎日ふしぎな"ご縁"がやってくる。竹香る京都の初夏。祭囃子に誘われ入った境内で、天草は光り輝くおきつね様に遭遇する。一方、大学生になった光になにやら初恋の予感!? 思いがけない出来事の連続にソワソワ落ち着かない天草のもとへ、光が連れてきたのは、なぜか"鬼"の気配を纏った鹿のブローチで……。百鬼夜行の季節到来! ますます心があたたまる、京都路地裏ふしぎ案内。