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86-エイティシックス- Ep.13

86-エイティシックス- Ep.13

商品コード:X1009784049150711

  • 著者安里アサト/著
  • シリーズ名電撃文庫 4092
  • 出版社名KADOKAWA
  • ページ数391P 15cm
  • ISBN978-4-04-915071-1

販売価格770円(税込)

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出版社コメント情報

☆2023年10月1日 初の朗読劇開催☆ 一部隊の離反--小石の一投に過ぎなかった事件は、連邦という国家そのものに波紋を広げていく。極めつけは、共和国が生み出した最悪の発明。憶測と疑心が絡みあうなかで、誰かがぽつりとこう言った。連邦政府は〈レギオン〉を絶滅させる兵器を秘匿している。誰かが言った。共和国の連中は〈レギオン〉どもと内通している。誰かが言った。俺たちが助けてやった、〈エイティシックス〉どもは……誰かが、ダレかが。ああ、『俺たち』以外の誰かのせいで--! 噴き出した悪意と不信は、歯止めが利かず、いともたやすく人々に伝播していく。 〈レギオン〉の猛攻に各戦線の兵士たちが磨耗するなか、一部の共和国避難民を扇動する〈新生・洗濯洗剤〉は、混乱に乗じて連邦からの「独立」を宣言し、武装蜂起を誘発させる。西部戦線に帰還し、前線の撤退支援に従事していたシンたち機動打撃群も、共和国避難民への対処に当たることになる。しかし、共和国の愚行がゆえに、彼らの女王陛下はいまだ後方に留め置かれたままで-- 時を同じくして、ユートはチトリたち〈仔鹿〉をともない、共和国領にある彼女たちの故郷を目指す旅を続けていた。旅のなかで育まれる友情、そして愛情。境遇を同じくして、しかしともに歩めなかった彼女たちとの、最初で最後の旅路……一方、ユートからの『伝言』を受け取ったダスティンは、過去と現在の狭間で苦悩する。