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戦後歌舞伎の精神史

戦後歌舞伎の精神史

商品コード:X1009784062204873

  • 著者渡辺保/著
  • 出版社名講談社
  • ページ数315P 20cm
  • ISBN978-4-06-220487-3

販売価格2,530円(税込)

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おすすめコメント

いまや「かぶき女子」が世に溢れるくらいの、歌舞伎ブームです。惜しくもなくなった中村勘三郎や、あるいはスター性抜群の市川海老蔵など、高い人気を誇る役者も枚挙にいとまがありません。では、いったい歌舞伎とは何なのか。とくに、21世紀の現代社会に生きるわれわれにとって、歌舞伎とは何か? 演劇評論の第一人者である著者が、この問いに挑みます。敗戦後、歌舞伎はどのように再興され、古典芸能であることと、戦後社会をどのように切り結んできたのか? 戦後の歌舞伎の歴史を現代の最先端まで検証しながら、その魅力と本質を存分に描ききった傑作です。戦後は、まずは、「女形不要論」から始まります。歌舞伎にとって、まさに最重要課題といっていい「女形」について、戦後の精神は、どのように考えたのか。そして、名優たちの興亡と、いまや「なんでもあり」といっていい現在まで。歌舞伎の精神の戦後史です。