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伝えたい、戦争の「もうひとつの真実」を 83歳の主婦が、自らと10人の戦争孤児の体験を 絵と文章にして、子どもたちに語る活動をしています。悲惨な記憶が、永遠に過去のものであり続けるために――。もしも魔法が使えたら お母さん、あなたに会いたい! 戦争孤児12万3000人、彼らがどう生きたか、知っていますか? 東京で、山形で、神戸で、空襲により孤児となった11人の少年少女たちの「生きるための戦い」。【解説より】 苦しみに耐える子どもの顔は、あまりにも優しい。この絵本の魅力は、残酷な現実にもかかわらず、生き抜く子どもたちの美しい表情との対立にある。野田正彰(ノンフィクション作家・精神科医)