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書物シリーズ完結!「この髪の銀にかけて、彼を破滅させる責務があるのです」明かされる宿敵・書物偽造師(ミスター・クラウン)との因縁。そして書物狩人(ル・シャスール)の最期――!?世に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人(ル・シャスール)。長崎県五島列島の旧家に伝わる「呪いの書物」の鑑定のために招かれた書物狩人と書物偽造師(ミスター・クラウン)。彼らが島に着いた深夜に、旧家の家族が殺害される。書物に宿る祟りなのか?そして因縁の二人に最後の戦いが――。