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「このウキウキをなんとしよう?」 娘・一花のこと、元夫とのこと、世間とうまくやれない自分のこと。ままならないすべてのことに対する鬱屈を爆発させ、母にぶつけてしまった夜を越え、なにかが吹っ切れたたかこ。“谷在家光一”の歌声が、彼女に生きる希望をくれる。想いはますます膨らんでいき、ついに気持ちは 「ライブ、行ってみたい!!」 「今」と格闘している大人たちへ……片岡たかこ、45歳、バツイチ。老いた母との二人暮らし。行きつけの店での笑顔と大好きなミュージシャンに支えられ、今日も一歩ずつ、生きていく。