出版社コメント情報
認知症ケアの本質、それは「人間関係を整えること」にあり!認知症のお年寄りは、困りごとが増えるためイライラ・ソワソワと落ち着かなくなりがち。おまけに「介護している人」との間に誤解やすれ違いが生まれやすくなるため、円満だった関係が壊れ、つい怒ったり、乱暴な言葉が出たりするのです。では、「いい関係」をどうやったら作ることができるのか? この本には、そのヒントが満載。介護者が困る(そして、お年寄りも困っている)次のような問題の解決策が見つかります!【こんな問題を解決】●理不尽なイライラ →「話に同調」「逆質問」で回避●他人の物を盗る →「一言追加」「スキンシップ」でOK●暴言や悪口がひどい→「苦労話」で気持ちを変える●出ていこうとする →「忘れ物!」でまず時間かせぎ●幻覚・幻視で不穏 →「場面を変える」で解消などなど、「ウソ」「おどかし」「無理やり」に陥らずにできる介護を、豊富な事例とともにお贈りします。