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「呪蝕ノ秘毒」の厄災を食い止めたヒカルは、聖ビオス教導国にて諜報活動を行っていたウンケンから、「ソウルカード」に関わる秘密を知らされることになる。それは、「フナイ」という一人の天才発明家にまつわる歴史の真実だった。教会の闇と、教皇の死を知ったヒカルは再び「塔」へと足を運ぶ。しかし、再会したルヴァインはすっかり豹変し、司祭たちを粛清し、恐怖で支配して血に濡れた改革を行おうとしていた。聖ビオス教導国が混乱のさなかにあることを好機として、アインビスト連合国は獣人奴隷の解放のために侵攻を開始するのだが……。