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『お笑い創価学会』で30万部のベストセラーを記録した佐高信が、「自民党」と「公明党=創価学会」の理念なき“野合”の内幕を暴露する!
1990年代前半、自民党は機関紙『自由新報』において、池田大作創価学会名誉会長による金銭・権力の掌握構造や、政教一致問題を焦点にした徹底的な批判を展開した。
しかしそのわずか数年後には、自民党は掌を返すように公明党と連立し、形を変えながらも「自公連立政権」は、現在に至るまでなお、続いている。
権力の座を死守するためなら、かつての政敵とも簡単に手を握る「自民党」と、政権与党に居座るためなら「平和・福祉の党」の看板を汚す「創価学会=公明党」の“野合”。
本著では、この両党の親和性と癒着の構造を、膨大な資料、証言より徹底追及する。
【目次】
第一章 「自由新報」の激しい創価学会批判
第二章 禁じ手だった「自公連立」
一.「密会ビデオ」問題
二.『公明党の原理的滑落』(再録)
三.連立の経緯と副作用
第三章 自民党の変質
一.戦うリベラル、白川勝彦の絶縁状
二.自民党の国権派と民権派
三.安倍自民党が敗れた「佐賀の乱」
第四章 創価学会・公明党の体質とゆくえ
一.『創価学会を斬る』と『公明党の素顔』
二.二人の元委員長への罵詈雑言
【著者略歴】
佐高信(さたか まこと)
1945年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、高校教師、経済誌編集長を経て評論家に。「週刊金曜日」編集委員。
著書に『電力と国家』『不敵のジャーナリスト 筑紫哲也の流儀と思想』、共著に『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊』『池波正太郎「自前」の思想』『丸山眞男と田中角栄 「戦後民主主義」の逆襲』ほか多数