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江戸の宇宙論

江戸の宇宙論

商品コード:X1009784087212068

  • 著者池内了/著
  • シリーズ名集英社新書 1106
  • 出版社名集英社
  • ページ数318P 18cm
  • ISBN978-4-08-721206-8

販売価格1,034円(税込)

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出版社コメント情報

19世紀初頭、実は日本の天文学は世界最高水準だった――。歴史学者・磯田道史氏も大絶賛の、知的興奮に満ちた一冊!今日ではノーベル物理学賞を獲得する水準に至った日本の天文学研究。そのルーツを辿ると、江戸時代後期の「天才たち」の功績にまで遡る。「重力」「遠心力」「真空」など現在でも残る数多の用語を生み出した翻訳の達人・志筑忠雄。「無限の広がりを持つ宇宙」の姿を想像し、宇宙人の存在さえ予言した豪商の蟠桃・山片蟠桃。そして超一流の絵師でありながら天文学にも熱中し、人々に地動説などを紹介した司馬江漢。彼らはそれぞれ長崎通詞(オランダ語の通訳者)・豪商の番頭・画家という本業を持ちつつ、好奇心の赴くままに宇宙に思いを馳せた。本書は江戸時代後期を生きた知られざる天才たちと、その周辺人物らによる破天荒な活躍を描くことで、日本の天文学のルーツに迫る力作である。【目次】はじめに   第一章 蘭学の時代 第二章 長崎通詞の宇宙    2─1 志筑忠雄という人 2─2 『暦象新書』と無限宇宙論第三章 金貸し番頭の宇宙 3─1 山片蟠桃という人 3─2 大宇宙論の展開終 章  「歴史の妙」  補 論  日本と世界の認識    補論─1 志筑忠雄の『鎖国論』をめぐって 補論─2 蟠桃の世界認識あとがき   【著者略歴】池内 了(イケウチ サトル)1944年兵庫県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。同大大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学/京都大学)。名古屋大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。『お父さんが話してくれた宇宙の歴史』(岩波書店、全4巻)で産経児童出版文化賞JR賞および日本科学読物賞を、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書)で講談社出版文化賞科学出版賞(現・講談社科学出版賞)を、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』(みすず書房)で第73回毎日出版文化賞特別賞を受賞。その他の著書は『物理学と神』(講談社学術文庫)、『宇宙論と神』『司馬江漢』(いずれも集英社新書)、『科学・技術と現代社会 上・下』(みすず書房)、『科学者と戦争』『科学者と軍事研究』(いずれも岩波新書)など多数。