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しつこくわるい食べもの

しつこくわるい食べもの

商品コード:X1009784087446517

  • 著者千早茜/著
  • シリーズ名集英社文庫 ち6-7
  • 出版社名集英社
  • ページ数203P 16cm
  • ISBN978-4-08-744651-7

販売価格660円(税込)

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出版社コメント情報

いいさ、いいさ、いまくらい好きなものを食べるがいいさ。驚愕と共感の声がどしどし寄せられた食エッセイ、シリーズ第2弾!ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも--。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画も多数収録。【収録内容】・闇鍋と同じくらいトンカツ屋が怖い…「闇カツ」・「持たない暮らし」で炊飯器を捨てる人にもの申す…「台所の妖怪」・人が一心不乱に食べる姿ってエロすぎる…「パフェが一番エロい。」・緊急事態宣言下のお取り寄せで一線を越えてしまった…「異世界への黒い扉」・マスク生活は、世界が半分になったみたい…「鼻で食う」 など全35話。解説岡田育著者千早茜(ちはや・あかね)1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。09年、同作で第37回泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞受賞。他の著書に『西洋菓子店プティ・フール』『神様の暇つぶし』『さんかく』『ひきなみ』『赤い月の香り』『グリフィスの傷』、エッセイ集『わるい食べもの』など、尾崎世界観との共著に『犬も食わない』、宇野亞喜良との共著に絵本『鳥籠の小娘』、新井見枝香との共著にエッセイ『胃が合うふたり』がある。装画・挿画北澤平祐装丁川名潤