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伝える人、永六輔 『大往生』の日々

伝える人、永六輔 『大往生』の日々

商品コード:X1009784087816563

  • 著者井上一夫/著
  • 出版社名集英社
  • ページ数251P 19cm
  • ISBN978-4-08-781656-3

販売価格1,760円(税込)

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あの世紀の大ベストセラー『大往生』はかくして生まれた。刊行から25年。当時の担当編集者が語る交流の日々。 永六輔(1933-2016)。作詞家、放送作家、ラジオパーソナリティ、タレントと多彩な顔を持つ永氏だが、1994年刊行の『大往生』(2018年12月現在、累計246万部)の大ヒットによって、いわゆる「教養新書」の市場を一変させた著者としても知られる。そのシリーズ全9冊を担当した編集者が、永六輔と、彼と過ごした日々を初めて語る。「旅」と「ラジオ」から生まれた、永六輔の「知恵の言葉」の源泉とは何か。 『大往生』刊行から25年。10年あまりその本作りに寄り添い、ともに全国の書店をめぐった元担当編集者からみた大ヒット書籍の現場と、そこからしか見えない永六輔の姿。いま「語りの達人」の素顔が浮かび上がる。 わたしが思うに、永さんは「伝える人」でした。自分が深く納得し、世に伝えたいと思うことをしっかり伝える、これこそが一貫した姿勢だったと思います。「伝える」のであって、「教える」ではありません。(中略)しかも彼の場合、自分ひとりの思いを伝えるというものではないことが重要でした。ご自身が明言しているように、父母、家族、ご近所、仲間、そして全国各地の市井の人々から聞き取ったものが多く含まれます。みんな永さんに伝えようとし、彼はそれをしっかり受けとめて、さらに広く伝える。そしてあの人、「伝える」言葉を「伝わる」かたちにする名人でした。わかりやすく、しかも笑いをまぶして。