出版社コメント情報
『思い出のマーニー』のストーリーガイド 2014年7月公開、米林宏昌監督作品『思い出のマーニー』の、スタジオジブリ公認ストーリーガイドブック。海辺の村の、誰も住んでいない「湿っ地屋敷」。心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。杏奈の身に次々と起こる不可解な出来事。杏奈とマーニーのさまざまなふれあいを通して、ふたりの秘密がだんだんと明らかになり、杏奈は少しずつ成長していく--。本書は、うつくしいビジュアルをたっぷり大きく使って、映画のストーリーをわかりやすく読み物にまとめています。映画で流れる美しい風景や建物、人物の表情などをゆっくりと眺めることが出来ます。お話以外の特集記事もたっぷり。映画に登場する人物の人間関係がよくわかる人物紹介や、杏奈とマーニーの秘密に迫る特集記事、杏奈とマーニーのファッションや表情に焦点をあてた映画の設定画も登場するビジュアル特集。そのほか、杏奈が訪れた北海道の町のようすがよくわかる「まるわかりマップ」。屋敷の間取り図と、部屋の中のようすや細かな家具などがよくわかる「湿っ地屋敷」特集。また、映画の美術監督である種田陽平氏が映画の世界をセットで表現した「思い出のマーニー×種田陽平展」の紹介も。映画のなかのマーニーの部屋が現実に飛び出してきたような精巧なセットで、豊富な写真とともに美しくまとめています。