出版社コメント情報
子どもの造形活動ルネサンスが始まっている 大人が主導して「作品主義」になっている造形活動あります。一方、子どもが生活のなかでの感動をもとにした造形活動もあります。本書は、子どもがモノや環境や人と出会い、その驚きや喜びを表現する活動の実践例を、記事と映像で伝えるムックです。 従来の造形活動が、たとえば最終的な作品を念頭においてれから作り出すという流れでしたが、新しい造形活動では作るプロセスを大事にしています。子どもが表現する際に、大人は興味をいかにサポートするため、どのような材料を用意し、どのようなタイミングでどのように言葉をかければいいのでしょう。 新しい造形活動をする園や団体が、いま全国のあちらこちらで現れています。それは子どもの造形活動ルネサンスです。 作品主義の活動に疑問を感じている方、新しい取り組みを始めてみたいもののどうやっていいかわからない方に、本書は強い味方となります。 映像DVDは、京都造形芸術大学にある「こども芸術大学」の保育の様子を収録しました。自然を大事にした生活のなかで、大人と一緒に作品を作り出す様子をご覧ください。 全体の基調は椙山女学園大学の磯部錦司教授の協力を仰いでいます。