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僕の親友は“魔法使い”に成り果てた―― 昭和二十八年、矢萩真は時計店で働く傍ら、失踪した親友・藤堂ナツメを捜していた。矢萩はやがて藤堂家の私蔵図書館でナツメと再会を果たすのだが、ナツメはとある理由から魔女によって図書館に囚われ、“言葉”と“文字”を操る魔法使いに成り果てていたのだった――。図書館という閉鎖空間で巻き起こる昭和魔法奇譚、待望の第1集!! 【編集担当からのおすすめ情報】 前作『五番街のしろやぎさん』での独自の世界観が話題となった結月さくら氏。その新作が早くも登場です。昭和20年代の魔術師をどう描いてくれるのか、想像を超えた展開にご期待ください。