気弱で恥ずかしがり屋の浪人・秋津政之助が、足踏み入れたるは裏稼業…？　新進気鋭作家が、本当の“絆”とは何かを問う、艶色大江戸絵巻！

▼第1話／はじまり▼第2話／事情（わけ）▼第3話／信頼▼第4話／居心地▼第5話／目的（一）▼第6話／目的（二）▼第7話／目的（三）●主な登場人物／秋津政之助（気弱で恥ずかしがりな性格が災いして無職に。剣の腕は立つ）、弥一（身代金を稼ぐ賊「五葉」のリーダー格。政を気に入り、用心棒として仲間に誘う）、おたけ（「五葉」の一味。酒好き）、梅（「五葉」の一味。居酒屋の店主。娘あり）●あらすじ／気弱で恥ずかしがり屋な性格が災いして、藩から暇を出されてしまった貧乏浪人・秋津政之助。用心棒の職を転々とするものの、その頼りなげな風貌から、こちらもすぐに断られるという日々を送っていた。そんなある日、街で偶然出会った遊び人風の伊達男・弥一に用心棒を依頼された政之助は、これ幸いと請け負うが…（第1話）。●本巻の特徴／貧乏浪人・政之助が用心棒についた男は、拐（かどわ）かしを生業とする賊「五葉」の一味だった！！　剣の腕を見込まれ、仲間に誘われた政之助だが、「五葉」の面々はひとクセもふたクセもある者ばかりで…！？