▼第8話／オデッセイ▼第9話／ライフサイクル▼第10話／東京活劇日和▼第11話／声▼第12話／子供たち▼第13話／泥▼第14話／欲望▼最終話／雪道を▼BONUS TRACK／プレイバック●主な登場人物／林ススム（気弱な中学生。幼なじみのさくらに恋心を抱いている）、林ツトム（ススムの双子の弟。10歳のとき失踪したが、2年後に鏡の中から再び現れた）、遠山さくら（ススム・ツトムの幼なじみ。中学に入ってから、いじめに遭っていた）●あらすじ／さくらと新島奈名、そして奈名の兄の前で突然昏倒したススム。幽体離脱したかのように、倒れている自分の体を上空から眺める彼（の意識）の前に、「鏡の中のツトム」が現れる。ツトムは、ススムが鏡の中に見ていた自分は単なる妄想の産物であると言い放ち、過去に囚われ続けているススムに、選ぶべき道を問いかけて…（第8話）。●本巻の特徴／鏡の中に現れるツトムは、僕の妄想に過ぎなかった。ススムとさくら、そしてさくらのスケープゴートとして学校で孤立した奈名の3人が「本当のツトム」を捜し始める。ススムとさくら、ふたりの過去と罪、そして恋の行方は…！？●その他の登場人物／新島奈名（ススム・さくらの同級生。さくらをいじめる集団のリーダー格）