▼第1話／泣かない女優▼第2話／幻の女優▼第3話／新人女優・純子▼第4話／女優・太地貴恵…の来日▼第5話／スキャンダル女優▼第6話／叶雅子のキャンセル▼第7話／夕紀ちゃんのオーディション▼第8話／中村梓 幻のデビュー作▼第9話／ビデオ女優・北島舞▼第10話／午前0時のシンデレラ▼第11話／トップアイドル奈々子の失恋▼第12話／付き人・小倉千賀子の演技▼第13話／サファイアの涙▼第14話／モッキン・バードでいい気分▼第15話／名優▼第16話／ぺルソナ（仮面）▼第17話／お志乃さん▼第18話／ラスト・シーンは心をこめて●主な登場人物／ガマ（本名・我満四郎。JTV第二演出部の鬼ディレクター）●あらすじ／TVドラマの本番収録中、主演女優の桃木香織が突然「やってらんないね」とゴネだした。その理由は、ガマが彼女に泣くタイミングを細かく指示してきたこと。デビュー作での泣きの芝居が不評で、それ以来ツッパリで売ってきた桃木だが、ガマは「ここは泣いてもらう」と言って譲らない。女優の気持ちを大事にしろと部長に叱られても、彼の信念は変わらず…（第1話）。●本巻の特徴／女優の魅力を引き出すことにかけては右に出る者なし！　怪物ディレクター・ガマの生き様を描いた、かわぐちかいじの傑作が文庫版で登場！●その他の登場人物／矢作（ガマの同期。チーフプロデューサー）、啓子（ガマの後輩。新米ディレクター）、三上（JTVのTVドラマ脚本家）、志乃（ガマの継母。元・芸妓。ガマと2人で暮らしている）