出版社コメント情報
かぐや姫の真の目的が、今明らかに・・・!昔むかし、日本がまだ、帝と貴族たちに治められていた頃のこと。人買いから逃げ出してきた、身寄りのない少女・阿古と、夜道で出会った少年、明丸の前に、光を放つ竹が現れる。中にいたのは、再び地上に降り立った、伝説のかぐや姫だった!かぐや姫はある宝を探しており、阿古のそばでその宝の気配を感じるのだという。なりゆきで一緒に暮らすことになった三人だったが、しだいに阿古の心の中で、明丸の存在が大きくなっていく。自分の気持ちにとまどう阿古。そんな時、ついに宝の手がかりが見つかって・・・・・・?かぐや姫の秘密と、少女の恋が織りなす平安時代の物語。