"「ママのおっぱいがいちばんいい」――親子の情が芽生えるというのは当然のこと、赤ちゃんにとっては、ミネラル＆タンパクがたっぷり入っているし、免疫ができるため、病気にかかりにくく治りやすい。クチュクチュ吸う力がつくため、歯並びのいいかわいい子に育つし、アトピーっ子にもなりにくい。また、ママの側にとっても、乳ガンにかかりにくく、避妊作用があるほか、シェイプアップにも効果があるそうです。　しかし、いざ母乳で育てるとなると、うまくいかないことが多いのも事実。「お乳が張らない」「体重が増えない」「働きながら母乳で育てることは可能？」「私はアレルギー体質だけど、母乳に影響はない？」など、さまざまな不安や疑問がつきまといます。　群馬の小児科グループ「母乳育児を広める会」は、このような悩みに、10年間電話で答えてきました。その5,000件に及ぶ相談の中から約100の事例を、やさしく、わかりやすく、Q＆A方式で取り上げたのがこの本です。相談例のほかにも、「健診で行うこと」「母乳の出をよくするマッサージ法」「搾乳の仕方と保存法」など、知りたいことが満載。まさに母乳育児のバイブルといえます。"