出版社コメント情報
2016年夏季オリンピックの正式種目に決定したことで、にわかに注目を浴びている女子ラグビー(7人制)。その日本代表キャプテンを務める若き司令塔が鈴木彩香。彼女のこども時代から日本代表になるまでを、ノンフィクションライターの著者が丁寧に取材し、爽やかに温かく描いたノンフィクション。 家族愛、友情、イジメ、ケンカ、夢、希望、挫折、信頼、死…。 アヤカと、彼女の仲間のラグビーガールズ達を取り巻くさまざまな出来事を通して、マイナースポーツである女子ラグビーの現状と、明るい未来がみえてくる。 アヤカのラグビーの原点であるタグラグビーは、2011年春から、小学校の学習指導要領に採用されたが、タグラグビーにまつわる感動エピソードも多数収録し、単なるスポーツノンフィクションではない「物語」として楽しめる1冊。