出版社コメント情報
『逆説の日本史』シリーズに、テーマ編誕生 累計480万部超の大人気歴史ノンフィクション『逆説の日本史』シリーズは、日本の通史(全体を通した歴史)を時系列で描いてきた。著者は、「マクロな視点で日本史の全体像を描くように努めてきたが、ミクロな視点からも歴史の実像を見つめることができる」と考えている。そこで、『逆説の日本史』本編では割愛せざるをえない「細部」を、一つのテーマをもって書くことで、立体的に歴史を分析しようと試みた。それが、この〈テーマ編〉の意図である。今回テーマとして取り上げたのは「道」。道とは通路としての道があり、人間としての道がある。人間の一生は道を通っていくことに例えられるが、当然その道には様々なドラマがある。源義経、織田信長、坂本龍馬など、時代の壁を取り払って「歴史英雄」と思われる42人の武将・偉人たちのドラマをたどる。歴史の面白さ、奥深さに改めて気づかされるだろう。