出版社コメント情報
豊富な写真と図解で、歴史と魅力に迫る城めぐりに持って歩ける「名城をゆく」シリーズ第3弾!織田信長の遺志を継いだ豊臣秀吉が、天下人の城として築いた大坂城は、大坂夏の陣で落城後、徳川幕府によって日本最大の城郭として生まれ変わりました。現在の天守は、秀吉時代の天守をもとに昭和に復興されたもので、平成に大修復され、豊臣氏の栄華をいまに伝えています。豊臣大坂城から徳川大坂城への変遷の歴史が語る、秀吉の栄華、淀殿の悲運、真田幸村の奮闘、徳川氏の覇権などについての波瀾万丈の物語。日本最大の石垣や13棟の重要文化財建造物など、「天下一の名城」の魅力と歩き方を、豊富な写真・図版を用いて解説します。また、「謎の抜け穴」や「三の丸論争」についての興味深いコラムや、写真撮影に関するアドバイスも掲載。大阪や堺、岸和田といった城下町探訪や、周辺の城址・城砦を散策するためのガイドも充実。巻末には便利な城・周辺地図つき。さらに、地元出身の作家・経済評論家、堺屋太一氏が、城への思いを寄稿しています。