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笑うフェルメールと微笑むモナ・リザ 名画に潜む「笑い」の謎

笑うフェルメールと微笑むモナ・リザ 名画に潜む「笑い」の謎

商品コード:X1009784098230228

  • 著者元木幸一/著
  • シリーズ名小学館101ビジュアル新書 V022 Art 7
  • 出版社名小学館
  • ページ数191P 18cm
  • ISBN978-4-09-823022-8

販売価格1,210円(税込)

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出版社コメント情報

数々の名画を生み出した「笑い」の謎に迫る 17世紀オランダの巨匠フェルメールの作品は、一般に、静謐で精神性の高い世界を描き出していることで知られています。しかし、わずか30数点しかない彼の作品のうち、約三分の一にあたる10点の作品に、「笑う人物」が描かれていることには、意外と気づかないのではないでしょうか。しかも、その笑いは思いのほかに俗っぽく、見る者を誘うような笑いから、恥ずかしさを示す笑い、皮肉な冷笑、嘲笑や嬌笑まで、実に多様で豊かなものなのです。実際に作品を前にしても、あまり意識されず、そのためついつい見過ごしてしまいがちですが、実は、西洋絵画の歴史において「笑い」は、数々の名画を生み出す原動力となってきました。イタリア・ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが、傑作《モナ・リザ》において「人間性」の本質として「笑い」を描いて以来、「神(笑わない)に捧げる絵画」に対して「人間(笑う)のための絵画」である証として描かれた「笑い」は、豊かで奥深い独自の発展を遂げたのです。本書では、いかにして「笑い」の表現が名画を生み出してきたのか、多くの具体的な作例を見ながら、その謎に迫ります。