出版社コメント情報
組織、芸術、すべての謎を生命理論で解く! 「『動的平衡』の生命論と『理想の組織』の共通点とは」「フェルメールの絵画とストラディヴァリのヴァイオリン、この2つは何を持っているから優れているのか」「親世代の記憶は子どもの世代に遺伝するのか」「動物実験段階で成功した、画期的ながん治療法とは」など、さまざまなトピックから、生命の不思議にいざなうベストセラーの第三弾を新書化。さらに、新型コロナウイルスにどう向き合うべきかについて述べた論考を新章として追加しました。組織論や芸術論、アンチエイジングなど、話が縦横無尽に展開する「福岡ハカセの生命理論」をぜひご堪能ください。 【編集担当からのおすすめ情報】 生命理論というと難しいものと考えがちですが、福岡先生の生命論は違います。ときには、がんと闘ったジャーナリストの話から始まり、またあるときは、「騙し絵」で有名なエッシャーの絵画から話が展開し、いつの間にか、生命の不思議に話が及びます。この新書は3冊目になりますが、1冊目、2冊目を読んでいなくても大丈夫。どの巻の、どの章から読んでも福岡ハカセの、生命理論のエッセンスに触れることができます。理科が苦手という方にこそ、読んでいただきたい生命論の傑作です。