出版社コメント情報
あの大正ラブロマンスが、小説化。「おまえの身体は、こんなに私を欲している」「そんな…こと…」「嘘はいけない」もっと刺激的ラブを読みたい方へ――大ヒット大正ラブロマンス「帝都初恋心中」がオリジナルストーリーでノベライズ化!時は大正。平民出の16歳の少女・吉野花織が結婚したのは20歳で伯爵・社長の美園環。訳あり結婚の2人だったが、今は互いの愛と快楽に溺れる日々を送っている。ある日、花織は幼い頃姉のように慕っていた寿美礼(すみれ)という女性に再会する。今は修道女として神に仕える彼女に導かれるように、美しく聡明な若き神父・エールリヒに出会い…一方環は、帝都の王からの密命を受けとある事象の調査に当たっていた。少女がひとり、ひとりと消えていく。その事象は、ひそやかに“神隠し”と噂されていて――小説ならではの物語は、より甘く、より刺激的に。蜜樹みこ先生描きおろしカバー&挿絵も必見!