天才青山二郎の眼力
商品コード:X1009784106021466
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著者白洲信哉/編
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シリーズ名とんぼの本
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出版社名新潮社
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ページ数126P 21cm
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ISBN978-4-10-602146-6
販売価格1,540円(税込)
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小林秀雄に「天才」と言わしめ、白洲正子が人生の師と仰いだ男。
日がないちにち骨董を弄り、やかましい文士たちを議論で負かす。自分は日本の文化を生きているのだと豪語する。「韋駄天お正」こと白洲正子が慕った天才は、「余技」に生きた王様だった。百万の中から一を掘り出す恐るべき鑑識眼とは? やきもの、絵画、装幀……、“ジィちゃん”がその眼力で発見した美の世界へようこそ。
出版社商品紹介
小林秀雄に天才と言わしめ、白洲正子が「眼」の師と仰いだ男。生涯を骨董に遊んだ稀代の鑑識眼が発見した美の世界へようこそ。
出版社コメント情報
「青山学院」といっても、大学のことではありません。大正から昭和初期、青山二郎を囲んで集まった、文士たちのサークルみたいなもの。そこには小林秀雄を筆頭に、中原中也、大岡昇平、河上徹太郎、永井龍男、宇野千代、そして白洲正子もその最後の生徒として名を連ねていました。酒を呑んでは議論に明け暮れ、文学を、美を論じた仲間たち。校長・青山の容赦ない論駁に、あの小林秀雄でさえ時には悔しくて涙ぐみ、白洲正子は胃潰瘍になったといいます。では、青山二郎とは一体何者だったのか?古美術や骨董の鑑定家であり、文章も書けば絵も描く。四百点以上の本の装幀も手がけたという。だけど、生涯〝定職?につかず、趣味に明け暮れた高等遊民……この秋(2006年現在)から始まる大規模な展覧会(2006年9月1日~12月17日 滋賀MIHO MUSEUM/以降、愛媛、新潟、世田谷に巡回)を機に、そんな破天荒な男の正体に真正面から迫ってみました。