出版社コメント情報
"恩師ドヴォルジャークの愛娘オティリエを妻に迎えた作曲家J.スークの幸福な青年時代と円熟し始めた時期の自信に満ち溢れた作品を紹介。 チェコ音楽には多数の魅力的な作品がありますが、そのごく一部しか知られていません。ヨゼフ・スークも、その影響を受けた知られざる優れた音楽家の一人です。十数年前までの""鉄のカーテン""により、楽譜入手が困難であったことによるものと思われます。校訂者は、長年スーク家と親交の深いチェコの世界的ピアニスト、イルジー・コレルトで、本書には作曲家の孫である世界的名ヴァイオリニストJ.スーク氏からの貴重な情報やメッセージも盛り込まれています。 雰囲気、暖かさ、愛らしさを持ち合わせるスークの音楽は専門家、愛好家を問わず広く楽しめます。 今秋にはタイアップCDがオクタヴィアレコードより発売される予定です。 [主な特徴] ・スークのピアノ作品中、最も演奏頻度の高い魅力溢れる作品19曲を収録・厳選された各曲を作曲年代順に配列、作曲家の足跡を辿る ・3カ国語(チェコ語、英語、日本語)による解説 ・初版本を底本とし、スーク記念館所蔵の資料や自筆譜などを基に校訂。"