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プロコフィエフ 3つの小品Op.96/戦

プロコフィエフ 3つの小品Op.96/戦

商品コード:X1009784111606528

  • シリーズ名全音ピアノライブラリー
  • 出版社名全音楽譜出版社
  • ISBN978-4-11-160652-8

販売価格1,650円(税込)

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出版社コメント情報

セルゲイ・プロコフィエフ自身、優れたピアニストでもあったためか、様々な自作をピアノのための作品として書き直すことをしばしば行っています。ここに収められた合計《3つの小品》Op.96もそういった作品で、1942年にオペラと映画音楽から、作曲者が自分でも気に入った3曲をピアノ作品としてまとめたものです。 プロコフィエフが晩年に手がけた大作のオペラ《戦争と平和》(Op.91)は、ロシアの文豪トルストイの長大な小説に基づく作品ですが、様々な理由により、プロコフィエフの死の前年まで度重なる改訂を経ることとなりました。Op.96ではその第4場の夜会の場面で演奏される「ワルツ」が取り上げられています。またこのOp.96が作られた後の1946年に、オペラが改訂されたとき、第2場での大舞踏会の場面のために新たに作曲された「ワルツ」は、大変優れたまた魅力的な音楽であるため、独立した'《戦争と平和》のワルツ'として取り上げて、ここにOp.96の3曲と併せて出版することとしました。Op.96の他の2曲は、いずれも1941年に作曲された映画《レールモントフ》のための音楽からのもので、この映画は様々な事情により完成上演されることなく終わりましたが、これを残念に思ったプロコフィエフが、ここから「コントルダンス」と「メフィスト・ワルツ」を取り出してピアノ作品として完成させたものと思われます。いずれも親しみやすい旋律と曲想を持った、プロコフィエフらしい洒脱な舞曲となっています。