出版社コメント情報
この作品は、ニューヨークで日本の現代音楽の普及活動を行っているミュージック・フロム・ジャパンの委嘱により作曲され、2002年2月にNY市のマーキン・コンサートホールにて、高橋アキによる世界初演が行われ大きな反響を呼びました。 全体は6つの作品から成る演奏所要時間約80分という大作で、タイトルの「ヴィシュヌの化身」は、ヒンドゥー教の化身を意味しています。その化身たちは以下の通りです。 1.マツヤ(魚)、2.クールマ(亀)、3.ヴァラーハ(猪)、4.ヌルシンハ(人獅子)、5.ヴァーマナ、6.カルキン。 日本初演は2002年12月18日、浜離宮朝日ホールで開催される高橋アキのリサイタルで実施。CDはカメラータより発売(CMCD-15024/25)。