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「地方には大都市ほど仕事がない」「東京から地方への移住希望者はそれほど多くない」「いちばん人手が足りないのは東京だ」――本書は、雇用ビッグデータ(年間6000万件の仕事検索データ、年間100万件の求人票、100万人の応募データなど)を初めて駆使・分析して、上記の「定説」を覆す。もちろん、地方による差は大きい。そこで、1潜在移住可能性、2実際の転入者数、3仕事の数、4仕事を探している人の数、5採用容易度、6地元志向度、7東京志向度、8他県からの魅力度という8つの指標によって、47都道府県を、1大都市型、2周辺都市型、3模索型、4チャレンジ型、5地元志向型の5つに類型化し、それぞれのポテンシャルを可視化する。その上で、求人と求職のギャップをどう解消するか、それぞれに合った対策を提案する。