ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー
商品コード：X1009784121026101
- 著者對馬達雄／著
- シリーズ名中公新書 ２６１０
- 出版社名中央公論新社
- ページ数２７８Ｐ １８ｃｍ
- ISBN978-4-12-102610-1
販売価格968円(税込)
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出版社コメント情報
第二次世界大戦におけるドイツ国防軍の脱走兵は、捕まって死刑判決を受けた者だけでも３万人以上と、他国に比べて際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではなく、民族殲滅などを目にした、命懸けの抵抗としての脱走であった。戦後になっても、彼らを断罪したナチスの司法官たちが続々と復権する一方で、彼ら脱走兵は長い間、名誉回復されないままだった。ある脱走兵の生涯から人間の尊厳を見つめる。