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「敦煌」と日本人 シルクロードにたどる戦後の日中関係

「敦煌」と日本人 シルクロードにたどる戦後の日中関係

商品コード:X1009784121101174

  • 著者榎本泰子/著
  • シリーズ名中公選書 117
  • 出版社名中央公論新社
  • ページ数324P 20cm
  • ISBN978-4-12-110117-4

販売価格2,090円(税込)

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出版社コメント情報

「敦煌」は戦前・戦後を通じて、日本人の「中国への憧れ」を象徴する言葉であった。その最後の輝きとも言える1980年代、井上靖の小説『敦煌』『楼蘭』がロングセラーになり、「敦煌」は世紀の大作として映画化。NHK特集「シルクロード」が高視聴率を記録し、喜多郎のテーマ音楽がヒットチャートを駆けあがった。平山郁夫の描く西域の風景画はカレンダー等の定番でもあった。中国の改革開放政策の進展にともなって巻き起こったあのブームは、いつ、なぜ、どのように消えたのだろうか。 今や「シルクロード」という言葉は中国の経済圏構想「一帯一路」に付随するものになってしまった。中国が世界の脅威と見なされる現状で、日本が隣国とどのような関係を構築すべきかを考える必要に迫られている。20世紀の日本人が何を背景に、どのような中国イメージを形成してきたのかを知ることは、その大きな手がかりとなるだろう。