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日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題 文化の架橋者たちがみた「あいだ」

日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題 文化の架橋者たちがみた「あいだ」

商品コード:X1009784121101488

  • 著者片岡真伊/著
  • シリーズ名中公選書 147
  • 出版社名中央公論新社
  • ページ数403P 20cm
  • ISBN978-4-12-110148-8

販売価格2,750円(税込)

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出版社コメント情報

日本文学は「どうしても翻訳できない言葉」で書かれてきた、と大江健三郎は言う。事実、谷崎も川端も三島も、英訳時に改変され、省略され、時に誤読もされてきた。なぜそのまま翻訳することができないのか。どのような経緯で改変され、その結果、刊行された作品はどう受け止められたのか。一九五〇~七〇年代の作家、翻訳者、編集者の異文化間の葛藤の根源を、米クノップフ社のアーカイヴ資料等をつぶさに検証し、初めて明らかにする。