出版社コメント情報
グローバル化の進展に伴い,ダリト(不可触民),宗教的マイノリティ,女性らが形成する「対抗的公共圏」はインドの政治・社会・経済に大きな影響を与えている.「周縁」に位置する多様な集団や個人による社会運動の諸相を思想や文学も含めて分析する. 「公共圏」論再考 粟屋利江著. 現代ダリト運動の射程 舟橋健太著 鈴木真弥著. インドのNGO 大橋正明著. 異議申し立てとしての仏教 桂紹隆著. テランガーナ分離運動 山田桂子著. 歌う会衆 井上貴子著. 「民俗芸能」が創造されるとき 小西公大著. ストリート・チルドレン 中根智子著. 資源開発・環境・住民 杉本浄著. 女たちが政治に参加するとき 喜多村百合著 菅野美佐子著. フェミニズムとカーストの不幸な関係? 粟屋利江著. クィア政治 江原等子著. 北インドの女神信仰にみる社会変容 八木祐子著