出版社コメント情報
自分の足で移動する喜びを満喫しよう!本テキストでは、「歩き方」を紹介します。でもそれは、「腕をしっかり振って、軸をぶらさずに……」というようなものではありません。「歩くときの楽しみ方」、ちょっと難しく言うと「歩くという行為へのアプローチ」を紹介しています。編集者の若菜晃子さんの回では、気軽に行ける低山(丘)やハイキングコースでのんびりと歩くことをすすめています。大学講師の松本泰生先生の回では、東京の階段を上り下りすることで、階段そのものが持つ面白さを味わいながら、東京という土地の高低差や歴史を体感します。カントリーウオーカーの山浦正昭さんの回では、限定された地域を地図を頼りに丁寧にたどりながら、土地の人に会い、自分だけの旅をつくります。バックパッカーのシェルパ斉藤さんの回では、衣食住の道具を背負って、自分の足でロングトレイルをたどる旅に挑みます。どのアプローチもとても面白く、あちこちを歩いてみたくなると思います。このテキストを読んで、ぜひ自分の足で歩いてみてください!