はじめての利他学
商品コード：X1009784144072802
- 著者若松英輔／著
- シリーズ名教養・文化シリーズ ＮＨＫ出版学びのきほん
- 出版社名ＮＨＫ出版
- ページ数１１９Ｐ ２１ｃｍ
- ISBN978-4-14-407280-2
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出版社コメント情報
「利他」という言葉は「自分ではなく、他者のためにおこなうこと」だと捉えられがちだ。しかし、日本の起源から利他を見つめ直してみると、それとは全く異なる姿が見えてくる。空海の「自利利他」、孔子の「仁」、中江藤樹の「虚」、二宮尊徳の「誠の道」、エーリッヒ・フロムの「愛」……彼らは利他をどのようにとらえ、それをどう実践して生きたのか。彼らの考える利他は、現代とどう違うのか。「自分」があってこその利他のちからとは、どんなものなのか。日本を代表する批評家が、危機の時代における「自他のつながり」に迫る、日本初・利他の入門書。