出版社コメント情報
邪馬台国にまつわる書物はあまたあります。しかし、本書が凡百のものと違うのは、以下の点です。一、「古代の道すじ」を明確に固定。帯方郡(ソウル)の東南1万2000余里にある女王の都が九州にあることを突き止めた。二、神武紀のある倒(さかしま)語(ごと)(暗号)を解き明かし、その暗号が古事記、日本書紀、風土記。万葉集にも網羅されていることを見出した。三、金印「漢委奴国王」の読み方を解明。国の始まりから畿内への遷都までの歴史はすべて九州で繰り広げられたと著者。倒語を独自の手法で分析して、初めて明らかになった古代史の真実をご堪能ください。