ヤマダモール

私説ドナルド・キーン

私説ドナルド・キーン

商品コード:X1009784163917115

  • 著者角地幸男/著
  • 出版社名文藝春秋
  • ページ数285P 20cm
  • ISBN978-4-16-391711-5

販売価格2,310円(税込)

ポイント3%70円相当進呈

在庫通常1~2日で出荷

株式会社ヤマダデンキ(登録番号:T2070001036729)が販売し、「株式会社トーハン」が発送いたします。

ご購入数量

出版社コメント情報

ドナルド・キーンは生前、日本の新聞社・出版社の求めに応じて自伝を3冊刊行したが、まとまった評伝はこれまで書かれてこなかった。『日本文学史』をはじめ、長年のキーンの日本文学研究についての本格的な批評・研究もあまり見られないのではないか。数々の文学賞や文化勲章を受け、晩年に帰化してからは多くのメディアに登場したが、「学者ドナルド・キーンは、こうした受賞も含めて世間で持て囃されるか、あるいは無視されるか、そのどちらかの扱いしか受けてこなかったような気がする」と、40年来の友人で、『明治天皇』『日本人の戦争』などを翻訳した著者は指摘する。ドナルド・キーン生誕101年、ユーモアと本物の知性を兼ね備えた文人の生涯をたどり、その豊かな仕事に光をあてる1冊。【目 次】第一部 私説ドナルド・キーン ドナルド・キーン小伝  私説ドナルド・キーン--異邦人の孤独 第二部 日本文学者の原点 十七歳の「フローベール論」  二十代の「告白」--終戦直後に書かれた横山正克宛てキーン書簡を読む 第三部 翻訳作法 ドナルド・キーンから学んだ翻訳作法 第四部 評伝を読む 晩年の「評伝」三作を読む--明治天皇、渡辺崋山、正岡子規  エピローグ キーンさんとの時間