出版社コメント情報
人柄おだやかで、いつも友人たちから頼りにされる大学生の里見。相談や愚痴もよく聞いているけれど、本音を言えば人に囲まれて気を遣うのはもうたくさん!そんな里見が密かに気になっているのは、別グループの人気者・野々原だ。友人から雰囲気が似ていると言われて以来、いつか話してみたいと思っている。いつも周りに人がいる野々原君は、一体どんな悩みを抱えているんだろう--。そんなある日、突然野々原から告白された!?聞けば、向こうも里見のことがずっと気になっていたらしい。似た者同士、わかりあえるかもしれない--!嬉しさのあまりOKしたけれど、野々原が憧れていたのは里見が友人の相談役を引き受けているところだと知ってしまう。本当は良い奴のふりをして、嫌々相談に乗っているなんて知ったらどう思うだろう--「やっぱり付き合うのはやめよう」とその場で野々原を振ってしまい!?