おすすめコメント
現生生物と古生物をあわせ,生き物のすべてを網羅的に記述し,生命の多様性を概観する百科図鑑。
生物学の教育と思考の中心にある分類学・体系学は,生物の理解のために重要であり,生命の多様性を把握することにも役立つ。本書は現生生物と古生物をあわせ,生き物のすべてを網羅的に記述し,生命の多様性を概観する百科図鑑。平易で読みやすい文章,精密で美しいイラストレーション約600枚の構成による魅力的な「系統樹」ガイドツアー。“The Variety of Life”の翻訳。[目次]
第1部 分類の技術と科学(「すてきな生きものたちがこんなにたくさん」;分類と秩序の探索;自然の秩序―ダーウィンの夢とヘニッヒの解答;データ ほか)
第2部 すべての生きものを通覧する(2つの界から3つのドメインへ;原核生物―細菌ドメインと古細菌ドメイン;核の王国―真核生物ドメイン;キノコ、粘菌、地衣類、サビ菌、黒穂病菌、腐敗病:真菌界 ほか)
第3部 エピローグ(残されたものたちの保護)