出版社コメント情報
本書の特長 ●本講座の専門分野「成人看護学」では、各臓器の疾患とその看護を系統別に記述しています。しかし、個々の疾患の病態像は同じでも、適用される治療は内科的治療と外科的治療では著しく異なっています。外科看護は手術という非常に厳しい手段を治療の主体とするため、十分な知識と技術が求められます。本書は、このような視点から外科看護の各論として発行されたものです。 ●第8版では、全体の構成は前版を踏襲しましたが、新知見の導入をはかり、時代に対応した内容が習得できるように心がけました。医学面では、症状・診断・治療を最新の知見に基づいて記述しました。また、看護面では、科学的根拠に基づいた記述を心がけました。 ●外科看護は、的確な判断能力に加えて、質の高いチーム医療、さらに倫理的態度などが求められます。こうした視点も盛り込まれています。 ●全ページのカラー化に伴い、多数の図・写真を新しく作製し、ビジュアル的にも一段とわかりやすい内容に仕立てています。