出版社コメント情報
新たなエネルギーインフラサービス構築のための必須知識を集約!従来わが国単独で閉じてきた電力システムですが、かの震災以降、電気の輸出入の可能性や、いよいよ本格化をむかえた電力自由化により、国際規格への準拠が必要になってきています。時を同じくして、世界的にはスマートグリッド技術の進展に伴いさまざまな国際規格が標準化されつつあり、これらへの対応も求められています。本書は電気事業者(電力会社)や需要家(受配電側のメーカやゼネコン・サブコンといった建設業者)が、国際標準に対応した製品を開発し、新たなエネルギーインフラサービスのシステムを実現・運用するために、国際標準規格群を俯瞰し、使用(適用)方法を平易に解説することで、わが国の特性を踏まえたエネルギーの利活用・システム構築の技術的ガイドラインをあたえる指南書です。電力技術のICT化にともない、注目される電力セキュリティも取り上げています。